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愛の喜び。愛する喜び。

執筆者:れなさん

少女漫画や恋愛ドラマ、ポップスなど、女性向けのコンテンツには「愛」をテーマにするものがとてもたくさんあります。男性向けのものが夢や仕事や冒険や友情など多岐にわたるの対して、女性向けのものは大多数が愛をテーマにします。
これは、女性という生き物が古今東西を通して強く愛を求めることを反映しています。

 


愛の喜び。

小学1年生にもなる頃には、アニメや大人たちの影響から、「女の子だから愛を体験したい」と関心を抱くようにもなります。
最初の頃、女性たちにとって「愛の喜び」とは、「愛される喜び」がもっぱらです。
「愛されたい」「尽くされたい」「貢がれたい」という求める気持ちです。

 

自分を好いてくれる男性を探し、目いっぱい貢いでくれる、尽くしてくれる男性との出会いに憧れます。30歳にもなる頃には、その欲求はある程度満たされるでしょう。

 


愛する喜び。

幾人かの気前の良い男性に愛され、貢がれることで、「愛されたい」という願望がある程度充足します。
しかし彼女たちは、「まだ何かが足りない」と感じているでしょう。
「愛の喜び」が満たしきれていなくて、首をかしげます。

 

多くの女性は、出産を経ることでその正体に気づきます。
赤ちゃんに尽くすことで、「愛する喜び」が楽しくてみずみずしい、崇高な感情であると気づくのです。しかし子育ては煩わしいことも多いので、ここに苦悩します。
または出産を経ずとも、仕事を懸命に頑張る中で「愛する喜び」を体験する人もいます。後輩の面倒をみたり、子供や病人、弱者の面倒をみる中で、人に尽くす、愛する行為の喜びや崇高さに気づきます。

すると、男性のことも愛したいと感じるようになるのが自然です。

 


結婚によって阻害され、葛藤する。

しかし上述のように、大多数の女性が「愛することの喜び」を悟るのは出産の後で、つまり結婚の後です。
その頃には「素敵な男性を愛したい!」と思っても、不倫になってしまうのでそれは叶いません。
夫を愛したいところですが、夫は「貢いでくれるから」結婚したのであってそう好きでもなく、目いっぱい愛したいとは感じられません。
他の男性を愛する自由はもうなく、そこで苦悩します。

 

つまり、若くして結婚することは良いことではないのです。
もし、結婚する前に仕事をがんばって、仕事の中で「愛する喜び」に気づいたなら、結婚前に素敵な男性を見つけて、目いっぱい愛することが出来たのです。目いっぱい「愛し合う」ことが出来たのです。
何も知らないうちに結婚を選ぶことは、正しくないのです。

 


愛したいが、それに値する魅力的な男性が見つからない・・・。

看護や保育の仕事など通じて「愛する喜び」に目覚めた女性も、多くは苦悩します。
「彼氏を愛したい」という崇高な欲求に目覚めたのに、愛するに値する魅力的な男性が見つからないのです。

 

たとえばセックスの悦びを知ったなら、セックスにおいても彼氏に尽くしたい、という関心が芽生えるでしょう。
しかし女性の心はデリケートで、どの男性でも良いというわけにはいきません。
「男性にセックスで尽くしたい」と思っても、しかし男性に「自分の性的魅力を搾取されている」ように感じると、とても嫌な気持ちになります。レイプや痴漢が嫌なだけでなく、酔った勢いで急に押し倒されたりして、彼の性欲解消に都合よく利用されているように感じると、とても嫌な気持ちになります。

 

だから、結婚前に彼氏が出来たとしても、「愛する喜び」を体験できる女性はなかなかいません。

 


「尊敬」や「恩返し」の気持ちが必要になるでしょう。

ただカッコいいだけの男性と恋仲になっても、その彼をセックスで目いっぱい尽くしたいとは感じないでしょう。イケメンでも身勝手な彼に押し倒されると、やはり「性的に搾取されている!」と感じられます。

 

「搾取された」と感じずに「たくさん愛撫してあげたい」「彼をセクシーで悦ばせてあげたい」と感じるには、相手に対してドキドキだけでなく「尊敬の気持ち」や「恩返ししたい気持ち」や「彼の人生に報いをあげたい気持ち」などが必要になってくるでしょう。
「この人だったら最高のセックスの悦びをあげたい」と思える男性は、そうそういないのです。

 

相当に多面的な魅力を持つ男性でないと、精神性の高い男性でないと、あなたはそのように思えないでしょう。
そしてそのような男性と知り合い、関心を持ってもらうには、あなた自身も相当に多面的な魅力を高めていなければ叶いません。これはとてもとても高い山なのです。

 


「愛したい!」と思える男性に出会えたなら、幸せです!

つまりあなたが、「彼のことを目いっぱい愛したい!」と思えるような男性を見つけ、彼と親しくなれたなら、あなたはとても幸せです!
それは、ただ気前のよい男性に貢がれ尽くされる恋愛よりも、ずっと希少で高い山の上にある体験なのです!

 

これまでは「車で迎えに来てもらうのが当たり前」と思っていたのに、彼に会うためなら自分から長い時間をかけて動きたいと感じるでしょう。裕福でなくたって、彼に食事をおごってあげたくなるなるでしょう。何か贈り物がしたくてたまりません。
彼に何かしてあげたい、彼を助けてあげたい、彼の役に立ちたいと思うでしょう。デートの内容は、彼の役に立つようなものにしたくてたまらないのです。
セックスでも、彼をたくさん気持ちよくさせてあげたいと興奮するでしょう。彼になら大胆な姿を見せて、激しいセックスをしたいと感じるでしょう。色々な技術を覚えたいと感じるでしょう。

 

それが「愛する喜び」です。

 


多くの女性は、まず「愛される」ことに飢えています。それは、懸命に可愛くなる努力をして、性格も磨いてまともな恋愛が出来るようにならなければ満たせません。
そして尽くされる恋愛を体験した可愛い女性たち、タレントたちも、「愛するに値する魅力的な男性」が見つからずに飢えを感じて暮らし続けます。

 

魅力的な男性を見つけて、勇気を出して彼に飛び込み、恋仲になることで、ようやく「愛する喜び」を満たせるのです。

 

ピンク色のオーラが第10次元の色であるという事実は、とてもとても深いです。
「愛」という体験は、とてもとても深いです。

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