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失恋は必要な痛みです。どうか絶望しないで。

執筆者:れなさん

失恋をしたときに、ウツ病になるほど落ちこんでしまう人がいるでしょう。
気持ちはわかるのですが、どうか絶望しないでください。
失恋は、人生においてどうしても必要な痛みです。それを体験し乗り越えることが「普通」なのです。

 


1つの恋愛では終わらないのが人生というものなのです。

初恋の人とゴールインしてずっと幸せに生きる、それはどうしても無理なものなのです。
人生とは、1つの恋愛では終わらないものなのです。

 

人が幸せな結婚を迎えたり、幸せな恋愛を育めるようになるためには、どうしても失恋という体験が必要です。
子供が誰しもはしかにかかって苦しむのと同じで、どうしも必要な痛みなのだ、と理解してください。
悲しいのはわかります。けれど、悲しみに浸り続けず、がんばって気分を切り替えましょう。楽しいことを見つけたり、習い事を始めてみたり、新しい男性を探してみたりなどして前を向き、気分を切り替える努力をしましょう。

 


体験によって気づくことがたくさんあるのです。

恋愛は、体験によって気づくことがたくさんあるのです。
「わがままを言いすぎてはいけないのだな」とか「我慢しすぎてもよくないのだな」とか、「素直に愛情表現したほうがよいのだな」といったことは、最初から上手くバランスできる人は少ないものです。恋愛体験の中から、失敗を重ねることで学習します。
わがままを言いすぎてしまうことで、彼が離れていってしまうことがあります。でも、それによって懲りるでしょう。そして次の恋愛では、わがままを言い過ぎなくなるでしょう。

 

また、比較しないとわからないことがあります。
あなたが毎晩ちゃんとご飯を作っていないと彼がすごく不機嫌になりますか?あなたはそれが当たり前の男性の所作だと思い込んでいますか?いいえ、そんなことはありません。
2人、3人と付き合ってみると、もっと謙虚な男性もいるのだと気づくでしょう。
臭い靴下を脱ぎ散らかすのが普通ではないことに気づくでしょう。
いきなり押し倒してくるのが普通ではないことに気づくでしょう。
ネットゲームに熱中してかまってくれないのが普通ではないことに気づくでしょう。
突然怒鳴り出すのが普通ではないことに気づくでしょう。

 


孤独に強くなる必要があります。

恋愛は心のさみしさを埋めてくれる良さもあります。
しかし、人は誰しも、孤独でも平気になるべきなのです。
彼氏がいるときは交流を楽しむが、彼氏がいないときは一人ぼっちでも大丈夫、そんな強さを身につけるべきです。
孤独に弱く、「あなたがいないと寂しい」といった泣き顔を見せてばかりいると、彼に足元を見られるでしょう。彼は付け上がり、あなたに失礼な態度をとるようになります。

 

孤独に強くなるためには、失恋という体験を乗り越える必要があります。
今までいたぬくもりが急にいなくなる、という事態に実際に直面する必要があります。そこで寂しさの感情に浸らずに気分転換をしたり、一人に慣れたり、前を向いて努力をするプロセスが必要でしょう。
スキンシップやセックスを得られなくても我慢する、ということもそうですし、金銭的に男性に依存しないことも重要です。

 


しがみつくとこじれる。友達ですらいられなくなる。

「別れようかと思っている」と彼に言われたとき、必死にしがみつけば少しの延命はできるのかもしれません。しかし、「しがみついて説得すればいいや」ではないのです。
「お願い別れないで!あなたがいないと私絶望してしまうの!」などとしがみつくと、結局のところ彼とこじれるでしょう。あなたは彼に嫌われますし、疎まれます。彼はあなたのことが怖くなります。
すると、友達として交流を続けることすら出来なくなるでしょう。

 

大人になって本当に素敵な男性と恋愛したとき、恋としての関係が終わるとしても「知り合いで居続けたい」と願うことがあるでしょう。
しかし、失恋への耐性が出来ていないと、こうした素敵な人にも嫌われ、絶縁しなければならなくなってしまうのです。

 


悲しみを乗り越える努力をしましょう。

失恋してしまったとき、悲しいと感じるのは仕方ないことです。
しかし、悲しみの感情に浸り続けるのはやめましょう。
「あ、私また彼のこと考えてる!」と気づいたら、意識的に気分転換をはかるべきです。違うことを考えるようにします。楽しい動画を見るのもよいでしょう。
新しい習い事を始めて熱中してみたり、仕事に熱中してみるのもよいです。会社のために毎日残業していたら、悲しむ時間もなくなります。

 

新しい恋を探しましょう。
れなのコラムを読む女性は、好きになる男性などほとんどいないかもしれません。新しいトキメキはなかなか見つからないかもしれませんが、それでも見つける努力をしましょう。少し気になっている人がすでにいるなら、彼と距離を縮める努力をしましょう。

 


愛することを恐れないで。

大きな失恋の痛みを味わうと、「愛すること」が怖くなってしまう女性は多いです。
感情を殺してしまい、ただ貢がれるだけの恋をするようになったりします。金品やセックスやレジャーを得るためだけに恋愛をし、彼のこと自体は別に好きでもない、といった冷めた恋愛をしてしまいます。
金品や快楽は得られるかもしれませんが、どこか虚しさを感じるでしょう。
そのまま結婚に至ってしまうと、いよいよ大きな虚無にさいなまれるでしょう。

 

大好きな人にフラれて悲しい体験をしたとしても、「大好き」と思える男性と恋愛をすべきです。「彼を喜ばせてあげたい」と思える男性と、デートをするべきです。

 

彼氏とは、父親ではありません。
ものを得るだけでは満たされないのです。素敵な人と交流をするから幸せを感じるのです。優しく愛情深い人とセックスをするから、幸せを感じるのです。

 


2つくらい失恋の痛みを乗り越えると、失恋したときにあまり苦しまなくなるでしょう。
絶望しなくなりますし、彼を困らせなくなります。仕事に支障が出なくなります。
失恋への耐性が、より良い人生を送るためには必要なのです。
 

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