ご先祖様はいつも見守っていてくれているの?

執筆者:れなさん

「お先祖様が見守ってくれている」と言う人は多いです。
これは真実なのでしょうか?

 


先祖の霊が見守っているのは土着の民くらい。

「先祖が子孫を見守る」という概念はでたらめではありませんが、現代の先進国ではほとんど見受けられません。
先祖の霊が子孫を見守っているのは、原始的な単純な暮らしをする、土着民族くらいのものです。
ガイド霊(守護霊)として先祖の霊が就くのは土着民くらいですし、ガイド霊ではなく一時的な守護としても、先祖の霊がアドバイスをすることはほとんどありません。

 

死んだ直後にあいさつに来ることはある。

お祖父さんお祖母さんの葬儀のあと、小さな子供が「お祖父さんが視える」などと言ったりします。
このように、死んだ直後に遺族にあいさつをしにくることはあります。ちょっとしたアドバイスをしていくこともありますが、「ガイド霊」という教師的立場にあるわけではなく、名残惜しさゆえに出しゃばっている、というニュアンスが強いです。

 

そして、こうした死の直後のあいさつすら幻であることもあります。
死んだお祖父さんやお祖母さんではなく、その小さな子供の守護天使が「お祖父さんの姿に変装」して霊視を視せることがあります。
これは霊的な情操教育です。

 


霊能相談の際に「ご先祖が来ている」は実は嘘。

霊能者による人生相談で、霊能者が「あなたの後ろにおじいさんの姿が視えます。ご先祖様が来ていますね」などと言ったりします。
実は、こうした体験のほとんどは嘘です。
ここで現れているのは、ご先祖ではなくこの人の守護天使やガイド霊(守護霊)の化けた姿です。
何かを注意するにあたって、先祖の姿を用いたほうが説得力があるだろう、などと考えるのです。

 

低級霊にたぶらかされているケースもあります。

 


ご先祖様は次の人生修行で忙しい。

先祖の霊が、ガイド霊として守護していることはほとんどありません。
なぜなら、先祖の霊にも次の人生があるからです。死を迎えたあと、しばらくは霊界の中の休息の場に行きます。またはカルマが重い場合は地獄のような場所でカルマの制裁を受けます。
そしてそれが終わると、魂磨きのために次の転生に向かいます。
また、ほとんどの魂は、遺族のガイド霊を担えるほどに広い視野を持ってはいません。

 


「ご先祖様が見守っていますよ」は霊的な基礎教育。

「ご先祖様が見守っていますよ」と教えるのは、ケースによっては悪くないでしょう。
たとえば、仏教寺の勉強会などでスピリチュアルの初心者にそう教えるのはよいでしょう。
「人は死んだ後も霊体として生き続ける」という霊的真理を教えるにあたって、「ご先祖様が今でもあなたを見ている」と解説するのはわかりやすいようです。